結局…2023年9月以降、解決策や打開策も期待出来ないまま「塩漬け」状態が続きました。2024年になっても謝罪はおろか連絡もなく…2ヶ月に1度掛かってくるかどうか…の電話が掛かってきても「メーカー(広島県)からの連絡待ちです」と言い続けて、支払い続けているローンに対しては「契約無効」「契約解除」を希望していることを伝え続けてました。
トラブルが確認された当初から一環していることは「新しいクルマ」を納品するという選択肢はなく、その理由は「生産中の車両は同じ不具合を抱えているから…」
以上…2023年3月以降に生産された「CX-5」は…私のような使い方…つまり、販売店(東北MAZDA)は、300km以上走行すると走行距離を元にした積算データは処理できる限界値を超えてしまい。システムに重大なエラーを誘発してドミノ倒しのように収拾が付かなくなった状態に陥っていることが憶測されている。主な原因は最新型になってコンピュータシステムに含まれている半導体の一部が変更されており、その半導体が原因で処理能力に影響してしまっているそうです。
僕は1998年に交通事故に遭った経験があります。オートバイで信号待ち中に後ろからきたクルマにオートバイごとはねられたのです。事故後、運ばれた病院での誤診が原因で示談交渉が上手く進まず、区役所の相談窓口を予約して出向いてみたことがあります。
弁護士を依頼して病院も相手にした訴えを起こすことを提案され、泣き寝入りすることなどない…などと親身になって対応してもらったことがあります。弁護士の探し方やそれに対する協力も惜しまず、きめ細かい対応をして頂きました。
しかし最近の相談窓口は電話相談も有料になり、窓口の担当者も相談者資格はお持ちのようですが、普段からお勉強などされておらず、こちらから色々と具体的な相談をすると「何か私に出来ることはありますか?」と言うような質問が飛びだしてきます。ナビダイヤルが使われているので無料通話の対象にはならずに電話代が数千円になることも多いです。保留中など通話以外の時間も料金としてカウントされてしまうことが背景にありますが、昔のダイヤルQ2と同じような仕組みです。
公共の窓口の殆どがナビダイヤル化されているので、悩み相談の電話はかなり減ったと思います。「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556なども有料となり、いのちの話をするのに「有料」と言うのは個人的に複雑な気持ちがあります。勿論、検索すればフリーダイヤルも見つかったりしますが、なかなか繋がりませんしナビダイヤルの番号と並んでいます。このナビダイヤルについては他のケースもあり、別のお話で詳しく解説します。
今回の販売店側の対応について、思い出すことは心穏やかではいられない出来事ばかりですが、生活圏で目に付く、都庁、県庁、市役所、区役所、「消費者センター」など、公共の相談窓口もあります。また、「法テラス」など法律相談の無料窓口もあるのですが、彼らが得意としているのは「自己破産」「債務整理」など、お決まりのプロトコルをこなして進行させる作業であって、実際に相談に行ってみると解決に至らないばかりか、受付業務がずさんで問題が増えることの方が多いので、僕は自分の心の健康を鑑みて、それら窓口を当てにすることを止めました。
消費生活関するトラブル、交通事故のトラブルなど、医師で言うところの「内科」「外科」と言った得意分野が表記されていれば、お目当ての弁護士に相談してみることの敷居は高くないのですが、弁護士事務所はその辺りを明示しておらず、相談料が無駄になったり、無料窓口を予約して相談に行っても無駄足になることがよくあります。法理湯の専門用語を並べて論破することに前のめりになる弁護士も少なくありません。
話が平行線になってくると「私に出来ることがあれば対応いたします」「何をして欲しいですか?」「相手に謝って欲しいんですか?」
ウェブサイトやパンフに書かれた説明を見ると、助けになってくれそうな気持ちがしてきますが、少し距離をおいてよく見ると助けになるようなシステムになってはいませんし、そのことは小さな文字で書かれていたりします。相談するという行為は自分の身に起こった出来事を言葉にして相手に伝える作業が必要になるのですが、これがイヤな思いを呼び覚ましてしまうので穏やかな気持ちではいられなくなり、相手に対して語気が強めになったりします。そう言う状態が続くとクレーマーとして扱われたりします。
これはとても辛いです。イヤな出来事を散々聞かれた挙げ句に…となりますので、いっそいなくなりたい気持ちになる原因に成り得ます。クレーマー対策のマニュアルにはめられたりすることもあるので、誰かに相談…しかし、そもそも「相談出来る人」が身近にいれば「窓口」を探したりしませんし…。その辺りの気持ちは相談員は理解出来ていないことが多く、相談員は自身の作業の妨げをされていると考えるようになり…相手をクレーマーという型にはめようとします。
MAZDA CX-5の不具合に話を戻して…2024年、年が明けて2月…「メーカーは4月以降から対応を始める予定であることが通達されました」
「しかし…これは修理出来ると言うことではなく、4月以降…何かしらの対策品を試したりと言った内容で直ると言うモノではないそうです」
『これでは、4月に作業できる、と言うお約束も出来ませんので「契約解除」というお話を進めさせて頂いて宜しいでしょうか?』…とようやく塩漬けされていた話が再開されました。2023年8月から2024年2月…半年が過ぎてようやくです。弁護士に意見を求める中で警察への被害届を提出することも考えていたことを伝えてようやく…でした。
最初に購入したCX-5が良かっただけに、この出来事はクルマ業界の闇の深さを身近に感じることとなり、子供の頃、特撮ヒーロー番組で登場していた「コスモスポーツ」を始めとしてレースで活躍していたMAZDAというブランドに対しての印象を思うと悲しい気持ちになりました。
つづく…
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