尿管結石の手術を受けるまでの待機期間中、僕はトイレの前で眠っていました。急に吐き気がしたり痛みが襲ってくるのでベッドでゆっくり休むことは出来ないし、痛みの発作が始まると数時間続くことが多くじっとしていられない痛さです。仕方なく枕やオットマンチェアを抱いて堪ていました。
最初に搬送された大学病院、市民病院、県立病院、東京の専門病院とそれぞれ待機期間を過ごすことになり、4ヶ月くらい痛みを我慢する毎日が続いていました。尿管に詰まっていた結石が排出され、その痛みからようやく解放された安堵する思いと、元々は下肢静脈瘤の治療後のリハビリ途中であったこと…最初の入院期間は1ヶ月くらい…治療状況によっては前後する。真冬の季節となると雪によって交通機関にも影響します。それらの心配の無い春先から入院したいと考えました。
順天堂医院でその辺りの希望を伝え、毎月の検査には通うことにしました。大まかな流れとして、最初の入院、2ヶ月に1度を目安にステントを交換するための入院、期間としてステントの留置が行われてから、最低1年はステントを留置続ける。治療期間としては1年2〜3ヶ月程度となります。
まずは病気であることを受け入れられるように気持ちを整理しながら検査に通いました。大学病院へ通うと言うことはそれなりに待ち時間も長く、半日以上、病院内で待つことになるのも珍しくはありません。山形市から東京都内の大学病院へ付き添い続けるというのも大変なので自分一人で通えるように準備しました。
マロ・クリニックのメンテナンス(インプラント)は半年に1回ですが、痛みがあったり、追加治療が必要な場合やメンテナンス時に再診が必要と判断された時には月に1度の受診が必要なこともあるので、順天堂医院の消化器内科の受診日(僕の場合は月曜日)に合わせて歯科医(マロ・クリニック)の受診を火曜日に行うなどの日程調整を行って、複数の受診が必要な馬合は日曜日〜火曜日、3泊4日の滞在期間としたり、順天堂医院だけの馬合は日曜日〜月曜日2泊3日の滞在期間で通うことにして、交通手段としては主に自家用車を使って上京しました。
尿管結石治療の時には交通機関(新幹線)を使うことが多かったのですが、天候の影響を受けやすかった事と風邪やインフルエンザなどの感染症対策も兼ねて自家用車としました。検査と薬を受け取るだけと言ったときには妻に付き添いを頼んで、交代でクルマを運転すれば往復800km日帰りで上京するなど柔軟な行動も出来るので僕にとって自家用車は便利でした。
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