県立病院にも愛想が尽きてしまう…という迷走ぶりでしたが、痛みの発作は繰り返しているので歯を食いしばる思いでネット検索…お隣宮城県も検討しましたが、電話してみると混んでいてすぐに対応してもらえそうにありません。ここはいっそのこと住み慣れていた東京近郊で…或いは首都圏で検索して信頼できそうな病院を検討しました…
色々、考えた末「東京腎泌尿器センター大和病院 」東京都板橋区にある腎・泌尿器専門診療センターへ電話相談。2018年6月8日(金)紹介状を持って診察を受けました。
今回も膵臓の石が気になっていることや、薬の処方を間違えられて入院同意書を紛失されてしまったことなど、病院に対して不信感とまではいかないが、不安な気持ちでいること、痛みに我慢する日が何ヶ月も続いていることを伝えました。しかしここでもやはりすぐに手術とはいかずに「まずは自然排出するかも知れないから様子を見る」というプロトコルでした。
次の診察は2018年7月6日(金)それまでに必要な「痛み止め・座薬」を受け取って帰宅。
2018年7月6日(金)までの1ヶ月間、痛みを我慢して受診、結石はほとんど動いていないので手術は2018年7月19日(木)入院は手術当日のみ一泊となりました。手術日の前日に上京してホテルに前泊、ホテルにスーツケースなどを預けたまま一旦チェックアウトし他院後はすぐに帰宅せずに念のためホテルに戻って一泊して様子をみて大丈夫だったら帰宅する。と言う日程としました。
入院は一泊だけとは言え同意書や入院申込書などの必要書類は同じでしたが、入院に際して履き物はクロックスを用意するように指示されました。サンダルでは転倒する危険性があるのでブランドを指定して案内しているそうです。膵臓の方も心配だったし入院生活が続くかも知れないと考えたので新しく夏用クロックス、冬用クロックス数点を取り寄せました。
手術当日、正式には「ESWL(体外衝撃波結石破砕術)」と呼ばれる治療法となり体外から衝撃波を当てて結石を砕く治療法です。治療ベッドに仰向けになった状態で体外から腎結石に対して衝撃波を当てることで結石を破砕する治療方法で治療前に痛み止めの点滴を行うことがあるそうですが大和病院では痛みに我慢できなくなったら申告して痛み止めを点滴してもらうやり方でした。治療中の痛みは背中をゴムで叩かれているような感覚です。
衝撃波を当てる回数は、約3,000回でおよそ1時間くらいと説明されましたが、後半になって痛みが我慢できなく無ったので痛み止めを希望しました。治療後、レントゲンで結石が破砕されて分断されている状態が確認されたので治療法が成功したことを説明されました。以後の経過についての説明はなかったのですが、治療後、破砕された結石は尿管を通じて尿と一緒に自然と排石され、結石が完全に排石されるまでの時間には個人差があり治療当日に排石される人もいれば、1〜2週間ほどの時間をかけて排石される人もいるようです。
僕の場合は退院して翌日は倦怠感のみで痛みはなく一泊して帰宅後、治療から2日過ぎた深夜に痛みによる発作が起きました。治療後、結石が排石される際に痛みを感じる人もいるそうで、僕の場合は3日目に排出されたものと考えられます。
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